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ベルギー王国で、私どものめざす「五感を感じる」京料理と、ベルギーのミシュラン1つ星フレンチレストラン「アラベル・メイルラン」との饗宴をいたしました。

  • 執筆者の写真: 祇園あきしの
    祇園あきしの
  • 2017年11月8日
  • 読了時間: 2分

割烹 祇園あきしの 女将の坂根良枝でございます。日頃は皆様に大変お世話になりまことに有難うございます。

このたび割烹 祇園あきしのは、ベルギー王国大使館 ワロン地域政府貿易・外国投資振興庁日本代表のご縁をいただき、思いがけずベルギー王国で、私どものめざす「五感を感じる」京料理と、ベルギーのミシュラン1つ星フレンチレストラン「アラベル・メイルラン」との饗宴を果たすことができましたことはこの上ない光栄なことであり、大変貴重な経験をさせていただいたと関係各位に心から感謝申し上げます。

振り返りますと、平成3年この京都祇園で創業させていただいてより27年間、無我夢中で走り続けてまいりました割烹 祇園あきしのも、本年4月に京都ホテルオークラ店を従業員に承継して一つの節目を迎えたように思います。

現在本店を守ってくれている従業員たちにとって、フレンチレストランとの饗宴はもちろん初めての経験でした。ベルギーという遠い国での今回の饗宴は、先方の厨房器材、食材、食器も勝手が違い、わからぬまま自分たちで献立を考え、段取りを組むことから始まりました。

自分たちが与えられた環境の下で最善を尽くすという体験をした彼らには一段の成長を期待したいと思っています。

また私自身も、割烹 祇園あきしのが、これまでめざしてきた「五感を感じる」京料理が、アラベルさんが提供される薬膳とも思える、野菜をふんだんに使ったフレンチに通じるものを感じましたし、アラベルさんが日本が誇る世界文化遺産「和食」の良いところを取り入れておられるのを拝見して、世界に通じる日本の確かな技術と食材を誇りに思うこともできました。

帰国して時間が経つにつれ、この饗宴が大きなきっかけとなって、割烹 祇園あきしのは何やら新たな一歩を踏み出したのかもしれないと日増しに感じます。これからも従業員一同、精進してまいりますのであいかわりませず、ごひいき賜りますようお願い申し上げまして、ベルギー出張の報告とさせていただきます。

最後になりましたが今回このような機会を与え、全面的にご協力ご支援を賜りましたベルギー王国大使館の皆様に心から御礼を申し上げます。ありがとうございました。

平成29年11月吉日

女将 坂根 良枝

ベルギー王国日本大使館 http://japan.diplomatie.belgium.be/en アラベル・メイルラン http://www.arabelle.be/


 
 
 

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