― 祇園あきしの ―

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「祇園あきしの」たより No.17 2019年6月25日号 女将の祇園日記


先週は山形・新潟で大きな地震がありました。被災された方に心からお見舞い申し上げます。余震にくれぐれもお気を付けくださいませ。

七月「祇園祭」が始まると京都は夏本番を迎えます。 別名「鱧祭り」と呼ばれる様に、祇園祭には「鱧」は欠かせない食材です。

「欠かせないもの」。これはどんな場面、状況でもあります。経営者にとっては経営の現場にいることはもちろん大切ですが、大きく成長する過程では、組織をまわし続けるために権限委譲する、ある程度まかせてしまうことが必要となります。

私も1年に一度は充電のために海外に出かけていますが、その間私がいなくても店がまわるように人を育てておかねばならないと考えるようになりました。「欠かせない人」にならなければならないと思う一方で、どうか従業員自身が経営者の意識をもって店を切り盛りしてほしいという願いもあります。

一見矛盾するこの心のうちは弱いからなのかしらと、経営者や幹部社員との会話の中、ロータリーの会合などで方向性のヒントを得ることが多く、やはり外の風にあたることは大切だと有り難く思っています。7月から京都モーニングロータリー初の女性会長を拝命していますので、さらに精進します。本当に経営者というものは日々悩みながら、迷いながら決断していかねばならないのだと思います。

リセットして原点に立ち帰る自分を持ち続けること、自分を白い紙の状態に戻すことを意識している海外旅行ですが、南フランスで来店のご予約や、ちりめん山椒のご注文を携帯でお受けする私は、まだまだ修行が足りません(笑)。

つづく


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