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「祇園あきしの」たより No.18 2019年7月30日号 女将の祇園日記


先日、祇園花見小路の真ん中で大火があり、五軒も被災されました。心よりお見舞申し上げます。

なかでも「吉うた」さんは「祇園小唄」発祥のお茶屋さんで本当に残念です。一日も早い復旧を祈念申し上げます。

さて、令和元年7月から、京都モーニングロータリーの会長を拝命しましたが、いきなり(笑)初日1日から4日連続で、あちこちのロータリーの例会に出席させて頂きました。他のクラブ様で、祝辞を述べたりすることは、初めての経験で、ほんとうに冷汗と緊張の連続で、女将の心臓は毛が生えてるやろう…と笑われつつ、目まぐるしい日々を送っています。

また、京都ロータリー様では、96歳になられる裏千家の千玄室様のお姿に、とても感動いたしました…前向きで背筋をシャンと伸ばしたそのお姿は、何かを見据えた生き方が、大宗匠様のエネルギーになっているのだという事を、肌で感じることができました。

多くの公職を持っておられる経営者のみなさんは、一体どのようにして、会社経営との時間をやりくりしておられるのでしょう。

日々連絡の入る会合に、できる限りの都合をつけて駆けつける私は、このたび身を以て痛感しました。優先順位と、生産性の向上が、不可欠と思います。体は1つしかないわけで、移動できる範囲で瞬時の判断で行動し、走りながら考える、考えながら走る。

そのためにも情報端末を最大限活用するわけですが、その矢先にスマートフォンがフリーズして、動かなくなった日には青ざめました。

いくら画面をたたいても、びくとも動かず、あせりました。買い換えた端末も、データ移行に手こずり、あげくはFacebookのアカウントを複数作ってしまう始末。生産性向上には、程遠いと認識しました。

初心者マーク付きの、こんな私ですが、支えて下さる会員の皆々様と、店の従業員と共に、この大役を務めたいと思います。少しづつ前に進んで行けるよう、頑張りますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

つづく


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