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ごあいさつ

野分の風に秋草うつろふ今日この頃となりました。

皆様方には、お変わりなくお過ごしでしょうか。

 

私儀、

平成三(一九九一)年より御贔屓頂いておりました「祇園あきしの」は、今年末をもちまして、幕を引かせて頂くこととなりました。はや、三十三年でございます。

お客様各位様には、言葉に尽すことができないほどのご厚情を賜り感謝、感謝でございます。

どうか、最後の最後まで、ご愛顧よろしくお願い申し上げます。

令和五年 神無月 吉日

あきしの 坂根良枝

万感の思いを込めて 多謝、深謝

京都祇園花見小路に、知る人ぞ知る割烹があります。

当店のホームページへお越しいただき、まことにありがとうございます。祇園あきしのは京都祇園で28年続いている割烹です。当店のコンセプトは「五感で感じる京料理」です。お店の中にいながら、まるで外で京都をそのまま体感しているかのような、常に季節を少しだけ先取りした食材を熟練の技でお届けいたします。ご提供する器にもこだわりをもってお出ししております。食とは、口だけではなく目や雰囲気も合わせて感じるものだと考えております。これも季節を考えながらお客様にとって最高の体験をしていただけるよう、配慮したものをお届けしております。訪れる度に違った味わいと、新しい感動を。祇園あきしのの京料理をぜひご体感いただければ幸いです。

お品書きにはなかった「ちりめん山椒」

祇園あきしの謹製「ちりめん山椒」はお客様へのお土産として、ちりめん山椒をお渡しすることから始まりました。お品書きに用意するものではなく、あくまでご来店いただいた方、いつもお世話になっていた方への感謝の気持ちとして、毎朝炊いたものをお客様にお渡ししていたのです。 朝に炊いて、保存料も全く使用しませんため、日持ちもそれ程いたしません。 ご家庭で作りたてをすぐに召し上がっていただきたいと考えておりました。

「焚いてください」というお客様のご要望

そんな折、とても多くいただくようになったのが、
「お中元・お歳暮にしたい」
「還暦のお祝いや内祝など、お世話になった方へ贈りたい」
「ゴルフコンペの景品に使いたい」
「法事・法要に利用したい」
こういったお客様のご要望でした。

元々はあくまで心ばかりのものであった当店のちりめん山椒を、さまざまな用途にて利用したいというご意見を、たくさん頂戴したのです。当店のおじゃこはあっさり風味でございますので、ご年配の方からお子様まで、どのような方でも喜んでいただけるということでした。

1日20箱の予約受付で販売を開始

私たちはお客様のご要望にお応えしたく、ちりめん山椒の販売をはじめました。 毎朝炊いたそのものをお出しする、ということに私たちはこだわっていますので、1日にお出しができる件数は限られています。 大量生産できない、日持ちもそれ程長くない、それでも贈り物に喜んでいただける、そんなちりめん山椒でありたいと思いながら、今朝もおじゃこをお作りしております。

ご注文はお電話にて

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